こんばんは。ついこの間、だいぶ前に来てくれた大学生3人組のうちの1人が来てくれました。ちなみに前に来店してくれた時は全くウチの情報を知らずに来てくれたみたいなんですが、そこからどっぷりハマってくれたみたいです。
1人で店に入るのってなかなか勇気要りますよね。自分も学生時代はそうでした。でも1人で行ったら店員さんとより仲良くなれた感じがして優越感に浸れるのが良かったりします。話しに来るだけでもゲームしに来るだけでも大歓迎なので暇な時はいつでもお越しください。
そんなこんなで最近は事務所でスタッフとお互いハマってる音楽を共有するのが日課なんですが、Apple Music公式から自分の好きなビッグビートを集めた"Big Beat ベスト"というのがアップされていることをスタッフづてに知りました。
ビッグビートは90年代後半から2000年代前半にかけて一世風靡したムーブメントで、言わば音楽ジャンルの一つです。ロックが根底にあるので4つ打ちを長時間聴いていられない自分には丁度良いんです。
有名なアーティストはというと、Fatboy SlimやChemical Brothers、The Prodigyなど。サッカー好きなら各アーティストのトップソングはどこかで耳にしたことあると思います。
前置きが長くなったんですが、プレイリストを聴いて知った曲で「こいつらめっちゃかっけー」ってアーティストを掘るのが自分は好きなんですがその中で2組をご紹介します。
まずはThe Wise Guys。1990年代中盤から後半にかけて活動していたイギリスのロンドンで結成されたエレクトロニックデュオです。
プレイリストに収録される"Ooh la La"は当時のBudwiserのCMにも起用されています。陽気な昼のローカル番組のBGMで流れていそうな入りからヌメっと入ってくる歌ネタのループは癖になります。CM起用にはもってこいですね。
同じくヒット曲である"Start the Commotion"は三菱自動車のアメリカで公開されたCMに起用されています。こちらも陽気なサウンドに変わりありませんが、ギャンギャンに歪ませたベースが自分は耳心地が最高です。車のCMに起用されているだけあって昼間のドライブで流したいやつです。
もう一方のアーティストはMint Royale。イギリスのマンチェスターで生まれたユニットです。プレイリストに収録されている"Sexiest Man in Jamaica"はこの辺のジャンルが好きな方ならご存知の方も多いと思います。ノーマンクックもMIXに入れています。
彼らのインタビューを読んだんですが、環境に縛られたくないという理由でヘッドフォンを使ってカフェや電車、地元の図書館で作業を行っていたそうです。見た目もそうですがこういうナードな感じが良いんですよね。
もちろん"Sexiest Man in Jamaica"は名曲で最高なんですが、個人的には同アルバムの1曲目の"Blue Song"が好きです。というのもMV込みで好きって感じです。そういうのありますよね。
MVは強盗の運転手が仲間の実行を待つ間に車で音楽を流し踊り歌い狂うという内容。
歌詞は
Ooh, right through my head.
ああ、頭ん中がいっぱいだ
I ain't got the blues no more I said.
もうブルースはこりごりだ
Step some more I said, pick me up.
もうちょっとこっちに来て、俺をつかまえて
Thinkin' I got a lot, groovy I am.
何でも持ってる気分、俺って最高
この狂った感じが堪らなく最高です。歌詞に対しての"Blue Song"っていうのも良い。音楽聴いてたらちょっとしたこともどうでも良くなる瞬間ありますよね。この曲を聴いているとそんな気分になります。ちなみにこのアルバムは後の2017年に公開された映画"Baby Driver"の元ネタだそうです。今度暇なときに観てみます。