2025年4月19日土曜日

ブリットポップとサーフブランド

こんばんは。今日はすっかり夏日ですね。大阪は最高気温27度って、本当に春はどこに行ったのかという感じです。個人的に春と秋が一番服着るの楽しいんですけどね。今日は半袖のお客さんも多かったな、と言いつつも週間天気を見ていると日によっては寒さが残る気温の日もあるんで寒暖差で体調を崩すのだけは避けたいところです。

ということで今日はイギリスのファッションの話。自分はイギリスを問わずヨーロッパやアメリカなど色んなカルチャーからインスピレーションを受けたものを服として昇華してセレクトしているんですが、中でもファッションに関して最も影響を受けているのはイギリスのロックバンド”Blur”な気がします。

マンチェスター出身のOasisと共に当時のブリットポップというカルチャーを牽引してきたバンド。労働階級出身のOasisと比べるとロンドンのBlurは中流階級出身で少し品のあるイメージ。90年代当時のBlurは程よく鮮やかな色使いもしていてポップで遊び心を感じる着こなしっていうのが自分の印象です。

バチバチに決めすぎないこれくらいが自分の性には合っています。とある記事で「ブリットポップは「怒鳴り散らす」のをやめ、背伸びせず、そのままの自分(等身大といってもいい)で行こうというムーブメント」って定義していてまさにそう。それはファッションも同じということ。

自分が思うBlurのファッションの面白いところはアメリカの要素を上手く取り入れているところ。特にサーフブランドを着ているのとかをよく見かけます。メンバーの写真とか探ってたら結構見かけることが多くて、これとかはギターのグレアム・コクソンがカリフォルニアのサーフブランドO'Neill(オニール)を着ています。




それ以外にもStussyやQuiksilver、Rustyだったりと意外と結構着ています。この感じが最近は自分好みなスタイル。

というのも思い返せば小学生とか中学生の時にはStussyはもちろん、PikoとかQuiksilverなんかはめっちゃ好きだったなって思います。中でもPikoはちょっといなたいけど、Stussyに関しては90’sのものは今でも密かに集めてます。

何に惹かれてたってやっぱりグラフィックな気がします。インクジェットで刷り込まれた独特なグラフィックは今も尚、少年心を蘇らせてくれるというか。自分はアパレルの畑というよりもグラフィックメインで生きてきたので2Dの主張も好きなんです。

あとはサーフブランドならではの色使い。肩の力を抜いてゆる〜くファッションを楽しみたい自分には外しとしてちょうど良かったりします。歳を重ねても子供の頃の気持ちはやっぱり忘れたくないものです。

少し話は逸れますが、自分と同世代の方なら小学生の時に裁縫セットでこれを使ってた方も多いと思います。自分のクラスはほとんどがこのドラゴンのやつを選んでいて、優等生はMizunoとかを選んでたような気がします。今考えると厨二心が凄まじいデザインですが、改めて見るとなんだか愛くるしい。

でもさすがにこの歳になるとグラフィックバチバチすぎるのを着るのはちょっとって感じなんで、シンプルながらも西海岸の匂いを少し漂うような雰囲気にまとめたいところです。

なんと言っても高校生の頃とかはどちらかというと2000年代のアメリカ西海岸のパンクシーンにどっぷりハマってたので。Sum41とか今聴いても色褪せない。あの頃の記憶を蘇らせてくれます。これからサッカー問わずコツコツと自分の好きをここで発信していきますね。暇なときにでも読んでくれると嬉しいです。

では次のブログで。

2025年3月15日土曜日

プレミアリーグの好きなところ

こんばんは。お久しぶりです。「ブログ更新待ってます」という声を頂きながらも納得のいく記事が書けていませんでした。すみません。のんびりと更新するので暇なときにでも読んでください。

自分はサッカーを観ると言ってもプレミアリーグを観ることがほとんどです。特に他のリーグがおもしろくないとかそういうのは全くありません。たまには見ます。ただプレミアリーグのかっこよさに子供のから魅了されているだけです。

当時大して裕福な家庭でもなくて、「これが欲しい!あれが欲しい!」とか言うのも躊躇していたような少年時代。それでもクラブW杯でガンバと対戦したユナイテッドがとにかくカッコよくて、従兄弟とウイイレ2008をひたすらやってましたね。

でもゲームだけじゃ物足りず、どうしてもプレミアリーグの中継が見たくておかんに「どうしてもケーブルテレビに加入して欲しい...」って勇気出して言ったらすぐに加入してくれました。本当にこの件がなかったら今の自分もこの店もなかっただろうな。ほんまにありがとう。

プレミアってスペクタクルな試合展開が最高なのはもちろんなんですが、試合以外の要素で好きな部分が自分は多いです。

例えばフォントひとつとってもプレミア独自で作られたフォントを使用しています。そのまま"Premier League"っていうフォント名だったかな。中継に映り込むグラフィックの一つ一つがかっこいいんです。意外と知らない人が多いんですが、自分はそういうところばっかり見ちゃいます。

サイズや位置等の細かい指定をまとめたアプリケーションマニュアルもあるそうです。キレイで統一感を感じるのもこのマニュアルのおかげでしょう、美しい。

個人的には2007年から2016年まで使われたBarclays時代のフォントが世代ってのもあって好きです。

今季もスタメンの発表シーンだったり、スコア、得点後のモーションも本当にかっこいい。

あとダービーや重要な試合の前に流れる映像とかは絶対に外せない。これがかなりクオリティが高くて試合に引き込まれます。絶対に読んでる人でも好きな人がいるでしょう。これを楽しみに試合まで大人しく待機してます。

Jリーグ発足と同時期に始まったプレミアリーグは当時からサブスク体制をとっていたこともあって、発足初期の市場規模は同等だったものの今では雲泥の差がついています。まあお金がかかってるというのもあるけど、胸がゾクゾクするあのワクワク感を生み出せるのはプレミアならではのセンスだと思っています。

ビジネス的な話はホリエモンのYouTubeに元日本代表監督の岡田武史氏がゲストで登場した回を見てください。めちゃくちゃ面白いです。そして岡田監督の言語化する能力がとにかく高かくて話がすっと頭に入ってきます。そんなに良い印象をもっていないホリエモンもサッカーに結構詳しくてなんだか不思議と憎めません。

でもやっぱりここ数年で最も自分が釘付けになる瞬間は試合開始10分前から観客席が抜かれてスタンドのファンを映し出すあの時間。これがまた良いんです。現地のサポーターってこういうの着てるんやってインプットして店頭に並べる商品のセレクトの参考にしたりもします。

どのファンも着飾ってる感じがしないのがイギリスっぽいというかヨーロッパっぽいというか。自分も着飾ったスタイルがそんなに好きじゃないです。オシャレをしていると思われるよりもこだわりを感じる人間がかっこいいと思うので。だからベーシックなものをセレクトすることがほとんどなんですが、そんな雰囲気を気に入ってくれていつも利用してくれている皆さん、本当にありがとうございます。

やっぱりお客さんって自分に似たような人が集まってくるってどこかの誰かが言ってたけど本当にそう。かっこつけたいわけじゃなくて自分自身がかっこいいと思える、言わば自己満で楽しんでくれているお客さんに頬が緩みます。

文化の違いもあって日本でフットボールカジュアルっていうサブカルチャーが流行るわけがないと思ってますが、どうせならかっこいいサッカーファンが増えたらいいなと思います。着飾ってないけどカルチャーに触れているのが分かる人には伝わるようなそんな雰囲気が理想です。

サッカーの見方は一つじゃないので、自分独自の視点を見つけるのもサッカーを楽しむ一つの手段かと思います。そして自分はあくまでリスペクトをもってサッカーを見ていたいです。アーセナルが好きだからトッテナムが嫌いっていう考えにはどうしてもなれません。一つでも楽しみを自分で失くしてしまうのはもったいない〜って。あくまでサポーターというよりサッカーファンなんで。

これからも自分の好きを発信したい気持ちですが、皆さんの好きも共有してくれたら嬉しいです。それは店頭でもDMでもなんでも大丈夫。そんなサッカーファンの寄り添いどころにしていきましょう。

あとブログ更新頑張ります。ではまた。