2024年10月27日日曜日

24/25 Anthem Jacket

こんばんは。昨夜はクラシコを観る気満々でいたんですが、なんだかんだでPCいじって作業を進めていると気づけば夜中の3時に。あと1時間後に迫ったキックオフでしたが、さすがに翌日の営業を考えて寝ることにしました。翌朝ハイライトを見るとバルサの圧巻のゴールショーで少し後悔しています。

安定の3トップはもちろんでしたが、DF陣のラインコントロールが完璧すぎてレアルにとっては手も足も出ない状況でしたね。ヤマルに目が行きがちですが同じく17歳のクバルシには度肝を抜かれました。今後に期待が膨らみます。

 

若手の話で言うとアーセナルのU-18からユナイテッドに移籍した怪物ことチドオビが昨日先発デビューして試合開始14分でハットトリックを達成していました。こんな化け物をなぜアーセナルは手放しちゃったんでしょうね。本当に勿体無い。

話は変わりますが、最近試合中継を見ていてアンセムジャケットのディテールに変化を感じています。特にNIKEとadidas。ドルマンスリーブとまでは言いませんがアームが明らかに太くなり、身幅もそれなりにあるボックスシルエット。これは時代が回り回って90年代の雰囲気を感じます。

特にNIKEがサプライヤーのリバプールとトッテナムに関しては悔しながらもかなりかっこいい。従来のピチピチのアンセムジャケットはなかなか普段着としては落とし込みにくかったんですが、今季のモデルに関しては全然着れそうです。

中でもイングランドのアンセムジャケットは一つ頭が抜けていますね。ボーダーのリブに加えて深みのあるカラーリング。これは20年後くらいにオーバーサイズが再熱した頃に間違いなく価値が高騰するでしょう。

ちなみにアウェイも良いんですよね。

90年代当時のこのゆったりなシルエットを感じます。面白いことに90年代のかなりゆったりしたドルマンスリーブのジャケットとかに関しては若いお客さんには刺さらず、自分と同年代かそれより上の方にしか興味を持たれない印象です。年代によって変わるシルエットの好みって面白いですよね。

店頭の商品でもこのくらいの年代から徐々にタイトになってるな〜とかそういうの見てるだけで自分は楽しいものです。試合中継を見るのも好きですが、サッカーウェアの変化を感じ取るのもサッカーを楽しむ要素の一つです。それぞれの楽しみ方で楽しみましょう。

何よりサッカーウェアはどのスポーツよりも間違いなくかっこいいと自分は思っています。デザインや独特な切り替え、縫製の繊細さなど深掘れば止まりません。この機会にお持ちのサッカーウェアを改めてじっくり観察してみてください。

あと「今季の◯◯のジャケットめっちゃ良いっすよ!」とかあれば気軽に教えてください。そういう話をするのも自分は好きなんで。自分も話のネタとしてストックしておきます。

2024年10月23日水曜日

FOR THE CLUB

 こんばんは。最近は急にぐっと気温が下がったように感じます。それに加えてどんよりとした天候が続いて気分が晴れませんね。そんな中でも店頭まで足を運んでいただき嬉しい限りです。いつもありがとうございます。

プレミアの前節はまたしてもアーセナルが退場者を出して敗戦。直前の代表戦でサリバがらしくない失態をしていたので嫌な予感が的中したといった感じです。ここから巻き返して欲しいものですがリバプールもシティの勝負強さが際立ちますね。

そんなこんなで昨日はFC25の大会の予選がオンライン上で開催していたので参加してみました。とは言いつつも発売日に購入したものの全く手をつけていませんでした。

先日EA Sportsさんから素敵なユニフォームをギフティングしていただきました。スタートに出遅れて申し訳ないです。そして本当にありがとうございます。好きなものを発信していた矢先に巡り巡って関われるとは感慨深いものです。

ほとんどプレイせずに予選に挑んだんですがやはりコテンパンにされました。というのも操作感が若干異なっていて守備にかなり苦戦しましたね。負けず嫌いな自分は予選後にオンラインのシーズンで練習をしまくってやっと慣れたかなというところです。

今作はストレイフダッシュというスキルが強すぎて予選でもこれに苦しめられましたが、慣れると意外と簡単でスピードに乗ると足の速いDFでもなかなか追いつけないかと思います。このパーマーのストレイフダッシュが気持ち良すぎました。DFが少しザルでしたが。

このスキルが今作はエムバペとヴィニシウスが強すぎるのでオンラインではレアルを使用する人が多い印象です。自分はレアルを使って勝っても嬉しいのか?と疑問を抱くタイプなのでチェルシーを使用しています。

現実でもそうですが豊富なタレントが揃った攻撃陣が魅せるサッカーは見ていて面白いですね。昔からゲームではアーセナルを使いたくなくて別のクラブをよく使っていました。同じ考えの方いたら教えてください。

とりあえず今後大会にも出ていきたいなと思っているので練習に励みます。腕自慢の方は是非店頭にも遊びに来てください。

2024年10月15日火曜日

Klopp Joins Red Bull

こんばんは。遠方のお客様の来店が多いウチですが、最近は特に福岡と愛知からお越しの方が多いように感じます。個人的に福岡と愛知には友人も多いので勝手に親近感が湧いています。もちろんそれ以外の他県の方も近くでよく顔を出してくれる方もいつもありがとうございます。たまにはふらっと遠出したい気分なのでおすすめの場所とかあれば是非教えてください。

話は変わりますが、自分の毎朝のルーティンというと仕事前に必ずレッドブルを飲むことです。眠気を覚ましたくてカフェインを注入するというよりかは自分はレッドブルの味が大好きです。全然夜でも飲むこともあるくらいに好きです。おかげで眠れない毎日ですが。

そんなレッドブルがサッカークラブを所有しているのは恐らく皆さんならご存知でしょう。有名どころで言うとドイツのRBライプツィヒ、オーストリアのレッドブル・ザルツブルク、アメリカのニューヨーク・ザルツブルクなど。

さらに最近では現在J3の大宮アルディージャの株式も100%取得したことを発表しています。NTTのクラブ運営にはたじたじだったサポーターからもSNSを見ている感じでは、どちらかと言うと喜びの声の方が多いように感じます。

そして先日、昨シーズンまでリバプールを指揮していたユルゲン・クロップが2025年1月1日よりレッドブルのグローバルサッカー部門の責任者に就任することを発表しました。これに関して世界中では賛否両論の声が相次いで波紋を呼んでいます。特にドイツで。

というのもドイツでは特に嫌われ者のレッドブル・グループ。ブンデスリーガでは企業名をクラブ名に入れることが禁止されていますが、RBライプツィヒという名前にしてRBはレッドブルを意味しない(RasenBallsport(直訳すれば「芝生球技」))というグレーな対応で誤魔化したりとルールを掻い潜るやり方が気に食わないんでしょう。

何より下部リーグの無名クラブを買収しては資金を惜しまず投資して、数年でトップリーグまで上り詰めるという伝統を踏みにじってでも成り上がろうとする姿勢が他クラブの反感を買うのでしょう。

ライプツィヒのブンデスリーガ昇格1年目にはスタジアムに牛の生首を放り込まれるという事件や、ホーム開幕戦となった第2節ドルトムント戦ではライプツィヒが記念マフラーを作ろうとしたところ、ドルトムントがエンブレムの使用を認めませんでした。さらにはドルトムントのウルトラスたちが応援のボイコットを呼びかけました。これも全てRBライプツィヒの収入になるためです。

嫌われまくりのこのクラブですが、自分は正直言ってレッドブル・グループの運営するクラブが好きです。というのもやはり常識を破りつつも、しっかりと実力があってヒール役を請け負ってくれるクラブがいることでさらにサッカー界が盛り上がる気もするんです。

そもそも全てルールの上で真っ当に戦っていてるので勝手にヒール的な立場にされてるだけなんですが、やはり長く歴史が続くものには暗黙のルールというものがあるのも当然です。人工的に作られたプラスチッククラブという言葉で表されることもありますが、きっと自分もドイツ国民ならブチギレてるんでしょうね。

しかしレッドブル・グループの好きなところはただの金満クラブではないということ。とにかく市場価値の高い選手を取りまくるっていう安直な考えでは無く、若い選手を世界中から発掘して25歳くらいで高額で売却する流れが主流となっています。

これまでハーランドやソボスライ、南野拓実、サディオ・マネ、ナビ・ケイタなど名前を挙げるとキリが無い程に数々のスター選手の発掘に成功しています。そして、選手だけでなくクラブの運営に関わる人材にも惜しみなく投資し、あらゆる新しい取り組みを推進しています。

クロップに対して「闇堕ちした」や「裏切り者」などの声をSNSで見受けますが、自分は少なからず今後のサッカー界に大きな影響をもたらしてくれると思っています。しかも次期ドイツ代表監督も視野に入れている中でレッドブルとの契約解除条項もあるそうなので必ず監督としてドイツにまた希望を与えてくれるでしょう。

あとは今年買収された大宮アルディージャがどうなっていくのか動向が気になるところです。この間同じくレッドブル・グループのテクニカルディレクターである元ドイツ代表のマリオ・ゴメスも来日していていよいよって感じですね。

何よりレッドブル・グループのかっこいいところは、全てが一本のエナジードリンクを売ることのために遂行しているということです。サッカーにとどまらずあらゆるスポーツを通じて世界中にファンを作っています。自分もそんな彼らのサッカークラブやエナジードリンクとしてだけではなく、気づけばレッドブル・グループ自体のファンになっています。

2024年10月11日金曜日

Kit Collector

こんばんは。今週は代表ウィークでプレミアリーグがお休み。日常に物足りなさを感じています。こんなときこそ週末の夜は昼間じゃ暑くて着れないようなジャケット羽織って街に繰り出したい気分です。

最近GOAL JapanのYouTubeチャンネルでデクラン・ライスの自宅紹介が配信されていたので観てみました。自分は知らなかったんですが、ライスはかなりのユニフォームコレクターなようで、コレクションルームには額縁に入れられたユニフォームが大量にディスプレイされています。

そこにスペシャルゲストで現れたのがヤヤ・トゥーレ。ライスにとってのアイドル的な彼の登場に驚く様子はまるでサッカー少年のようでした。

そういえば昨日の代表戦でサウジアラビアのアシスタントコーチに就任していることを知って驚きました。しかも監督はマンチーニ。シティ初優勝の11/12シーズンのコンビを雇用するとはさすがサウジアラビアです。

自分は最近代表戦を観ていませんでしたが、なかなか寝付かずにDAZNを開くと試合がやっていたので久しぶりに観戦しました。現在の日本代表はアジアでは比べ物にならないレベルになっていますね。もはやホームもアウェイも関係ない強さ。なんだかんだもがき苦しみ、セルジオ越後にボロカス酷評される昔の最終予選も好きでした。

個人的には彼のコレクションの数々を見るのも楽しかったんですが、ヤヤ・トゥーレの現役時代の話をサッカー少年のような眼差しで見つめて聞き入っていたのが印象的でした。あんな世界最高峰のMFも当時は苦悩が続いたそうで、そんな話が聞けるだけでも貴重な映像です。特にバルサ時代の話はかなり良かったです。

あとはアザールのユニフォームがゴミ袋から出てきた話。

ウチのお客さんでも現役でプロサッカー選手をしている方が時折いらっしゃるんですが、話を聞くと皆さんコレクションとして部屋に飾っているそうです。あの頃のサッカー少年の心を忘れずに持ち続けていることに感銘を受けます。

こんな店をしていますが自分はユニフォームやクラブのジャケット類は歳を重ねるごとに私服で着る機会は減りましたね。ですがサッカーウェアの楽しみ方は人それぞれで良いかなと思います。ダル着や旅行の移動着、スポーツをするシーン、どんなシーンで着るのも楽しみ方の一つです。

自分はこの時期はコンビニに行くときにイングランドかアーセナルのセットアップを着て出かけます。もちろんヘッドフォンか有線のイヤフォンをつけてラフな感じで。靴紐を緩めたスニーカーを履けば尚良いでしょう。そんななりきりセットのような自己満な楽しみ方でもOK。人生が少しでも楽しくなればなんでも良い気がします。自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。

そんな感じで3連休も店頭とオンラインでお持ちしています。ちなみに14日(月)はスポーツの日ということもあって営業後フットサルをするので18時半に閉店します。お間違い無く。フットサル参加したい方も気軽に連絡ください。

2024年10月9日水曜日

Big Beat Best

 こんばんは。ついこの間、だいぶ前に来てくれた大学生3人組のうちの1人が来てくれました。ちなみに前に来店してくれた時は全くウチの情報を知らずに来てくれたみたいなんですが、そこからどっぷりハマってくれたみたいです。

1人で店に入るのってなかなか勇気要りますよね。自分も学生時代はそうでした。でも1人で行ったら店員さんとより仲良くなれた感じがして優越感に浸れるのが良かったりします。話しに来るだけでもゲームしに来るだけでも大歓迎なので暇な時はいつでもお越しください。

そんなこんなで最近は事務所でスタッフとお互いハマってる音楽を共有するのが日課なんですが、Apple Music公式から自分の好きなビッグビートを集めた"Big Beat ベスト"というのがアップされていることをスタッフづてに知りました。

ビッグビートは90年代後半から2000年代前半にかけて一世風靡したムーブメントで、言わば音楽ジャンルの一つです。ロックが根底にあるので4つ打ちを長時間聴いていられない自分には丁度良いんです。

有名なアーティストはというと、Fatboy SlimやChemical Brothers、The Prodigyなど。サッカー好きなら各アーティストのトップソングはどこかで耳にしたことあると思います。

前置きが長くなったんですが、プレイリストを聴いて知った曲で「こいつらめっちゃかっけー」ってアーティストを掘るのが自分は好きなんですがその中で2組をご紹介します。

まずはThe Wise Guys。1990年代中盤から後半にかけて活動していたイギリスのロンドンで結成されたエレクトロニックデュオです。

プレイリストに収録される"Ooh la La"は当時のBudwiserのCMにも起用されています。陽気な昼のローカル番組のBGMで流れていそうな入りからヌメっと入ってくる歌ネタのループは癖になります。CM起用にはもってこいですね。

同じくヒット曲である"Start the Commotion"は三菱自動車のアメリカで公開されたCMに起用されています。こちらも陽気なサウンドに変わりありませんが、ギャンギャンに歪ませたベースが自分は耳心地が最高です。車のCMに起用されているだけあって昼間のドライブで流したいやつです。

もう一方のアーティストはMint Royale。イギリスマンチェスターで生まれたユニットです。プレイリストに収録されている"Sexiest Man in Jamaica"はこの辺のジャンルが好きな方ならご存知の方も多いと思います。ノーマンクックもMIXに入れています。

彼らのインタビューを読んだんですが、環境に縛られたくないという理由でヘッドフォンを使ってカフェや電車、地元の図書館で作業を行っていたそうです。見た目もそうですがこういうナードな感じが良いんですよね。

もちろん"Sexiest Man in Jamaica"は名曲で最高なんですが、個人的には同アルバムの1曲目の"Blue Song"が好きです。というのもMV込みで好きって感じです。そういうのありますよね。

MVは強盗の運転手が仲間の実行を待つ間に車で音楽を流し踊り歌い狂うという内容。

歌詞は

 

Ooh, right through my head.

ああ、頭ん中がいっぱいだ

I ain't got the blues no more I said.

もうブルースはこりごりだ

Step some more I said, pick me up.

もうちょっとこっちに来て、俺をつかまえて

Thinkin' I got a lot, groovy I am.

何でも持ってる気分、俺って最高

 

この狂った感じが堪らなく最高です。歌詞に対しての"Blue Song"っていうのも良い。音楽聴いてたらちょっとしたこともどうでも良くなる瞬間ありますよね。この曲を聴いているとそんな気分になります。ちなみにこのアルバムは後の2017年に公開された映画"Baby Driver"の元ネタだそうです。今度暇なときに観てみます。


2024年10月7日月曜日

One boot. Two players. Only one winner.

こんばんは。だいぶ肌寒くなりましたね。最近は投稿にも綴りましたが、2000年代の選手名鑑を読み漁っては当時を振り返り懐かしんでいます。個人的には当時の選手ってアイコニックな選手が多かったなと感じます。あとはマイナーな国代表で国際大会では輝きを見せずとも、強豪クラブのエースなんて選手は自分は堪らなく憧れを感じます。

皆さんならどの選手を思い浮かべますか?

自分はまずウェールズ代表のライアン・ギグスが思いつきます。マンチェスター・ユナイテッドの下部組織からトップチームに昇格して以来、引退までユナイテッドで活躍したレジェンド選手です。しかし、国際舞台ではほとんど姿を表しませんでした。

ウェールズの魔術師と呼ばれる彼の功績を挙げるとキリがないんですが、今回は彼の履いていたスパイクに注目しました。彼がキャリアの大半を占めていたのがReebokのスパイク。今では聞き馴染みがあまりなくなりましたが、90年代から2010年代前半はサッカーに力を入れていました。

それこそ今やプレミアリーグの優勝争いに台頭するリバプールやマンチェスター・シティもサプライヤーがReebokの時代がありましたね。これがまたかっこいいんです。店頭で「Reebokの時代あったんだ」という声を聞くと、やはりReebokがサッカーギアを生産しているというイメージがない方も多いんだなと思いました。

ちなみに当時のReebokの本社はイングランドのボルトンに位置し、現在イングランド3部に位置するボルトン・ワンダラーズは1993年から2012年までReebokと契約し、スタジアム名もリーボック・スタジアムと名付けられていました。(現在はユニバーシティ・オブ・ボルトン・スタジアム)

オコチャダンスでお馴染みの元ナイジェリア代表オコチャや中田英寿など懐かしいですね。やっぱり当時のReebokはボルトンのイメージが個人的に強いです。Reebokのデザイン性とボルトンのクラブカラーも相性良いんですよね。

しかし、Reebokも業績不振から2006年にadidasに買収されて以降、これまで以上にサッカーへ注力されることはなくなり衰退していきました。

そんな中でもティエリ・アンリやシェフチェンコ、イケル・カシージャスはReebokのスパイクを履いていました。

アンリに関しては2006年のW杯以降にNIKEからReebokに電撃移籍をしています。NIKEの反人種差別キャンペーンに登場してポジティブなイメージを強化したアンリの移籍はReebokにとってかなり大きな出来事だったでしょう。

アンリはのちにPUMAへと移籍してしまうんですが、引退までReebokを履き続けたのがライアン・ギグスです。

そして、アンリとギグスが08/09シーズンのCL決勝の地ローマでReebokのスパイクを履いて激突するのはReebokのサッカー事業において最も象徴的な出来事になったと言えるでしょう。

 

ちなみに当時の決勝前に公開されたReebokの新作スパイクのCMがこちら。アンリとギグスがSMSを通じて冗談を交えながら決勝を待ち望むという構成のCMです。NIKEやadidasに比べるとチープなCMですが、公開のタイミングと偉大な選手2人を使用したキャスティングの豪華さ、そしてこのムーブメントに心が躍ります。

Reebokを最も長い年月履き続けたギグスは現役引退をし、ユナイテッドのアシスタントコーチに就任するタイミングでNIKEと契約を結びました。彼がReebokとの関係を終えたことにより、同ブランドのサッカーへの投資も無くなっていきました。

現在ではほぼ耳にすることは無くなりましたが、だからこそ2000年代のReebokにおけるサッカーギアは夢とロマンが詰まっていると思っています。