2024年4月28日日曜日

フットサル

こんばんは。暑さが本格的になってきましたね。すでに寝苦しい夜にこりごりしている最近ですが、寒暖差には気をつけてください。汗をかいたらすぐに拭き取りましょう。

Pelsive Store "SBQ Bandana"

MIN-NANOさんに製作していただいたバンダナもまだ少量ですが在庫があります。オススメです。自分は欠かさずポケットに忍ばせています。

昨日はシーズン終盤のノースロンドンダービーということもあり熱くなっていましたが、その興奮をそのままに明日は久しぶりにフットサルを開催します。

https://www.instagram.com/p/C6VkJ-dvuEs/?utm_source=ig_web_copy_link

今日フィードに投稿したとおり募集をかけたんですが、ありがたいことに何人かご連絡をいただきました。本当にありがとうございます。

今回は近所のアパレルスタッフや友達を中心に集めていたんですが、定期的に開催したいという企みはあります。そこでどうせならフォローしていただいている方ともフットサルを通じて交流できたらなと思っています。そんなバチバチにやるというよりも私生活でのフラストレーションを発散するためにも体を動かして楽しもうというコンセプトでやりたいと思っています。

自分は絶対にSNSで愚痴は吐きたくないんです。なんなら人の愚痴を見てるだけでもしんどい。そのエネルギーがあるならカラダを動かしてストレス発散させようよって感じです。コンテンツも含めてどこよりも面白い店でいたい所存です。

上手い下手とか関係ない。上手くて上を目指したい方はフットサル場が運営する個サルが良いでしょう。あとは元プロや現役の方も参加はご遠慮していただこうと思っています。なんなら経験者が未経験者を楽しませた方が絶対サッカーを好きになる人が増えて日本サッカーがもっと向上するかもしれない。冗談じゃ無くてこれ結構本気で言ってます。

少し前まで自分も友達を集めてフットサルを定期的に開催していたんですが、そのフットサルを通じて新しい出会いを何度も見てきました。今では「あの子とあの子めっちゃ仲良くなってるやん」っていうのも嬉しくてほっこりする光景です。

共に汗を流して最後には「誘ってもらってありがとうございました!また誘ってください!」なんて言われたらお金じゃ買えない喜びがあるもんです。

ということで明日は参加できないけど是非とも今後参加したいって方はコメントかDMまでメッセージをいただけると幸いです。その意見を参考にして企画を考案しようと思います。「週末がいい!」とか「何時から何時なら行けます!」とか細かく意見をいただけると尚嬉しいです。よろしくお願いします。

2024年4月25日木曜日

FREE TRANSFER WEEK

こんばんは。明日から世間はゴールデンウィークですね。と言っても自分は職業柄無縁な大型連休ですが、店頭になかなか足を運べない方に来ていただける機会にもなるので嬉しく思います。

特にウチは遠方から旅行で来られる方も多く、レジで「どこから来たんですか?」と尋ねる時間も自分は好きなんです。大阪のオススメの場所とかご飯とか聞いてもらえれば何でも答えます。答えれる範囲であれば。大阪というこの街が好きなんでこの店も含めて大阪をより好きになってもらいたい次第です。

その反面、自分と同じようなサービス業をされている方や現役でスポーツされている方など、さまざまな理由で来店ができないって方もいるのが現実。もちろん誰しも簡単に遠方に行けるわけもなく、「遠方に住んでてて行けません」という方もDMなどで毎日のようにメッセージをいただきます。

そんな方にもGWに何かを残して欲しいという気持ちのもと、只今から5月6日までの期間のオンラインショップの送料を無料にします。

今夏に契約満了となる選手のフリー移籍(FREE TRANSFER)とかけて "FREE TRANSFER WEEK" と名付けました。余談ですがエムバペの今後どうなるんやろって友達と電話していたときに思いつきました。

通常通りチェックアウト画面まで行ってもらうと自動的に送料が無料に反映されます。しかし、注文合計が4,000円以上の注文に限るのでそちらだけご了承ください。

あと見てお分かりの通りオンラインストアのデザインを大幅に変更しました。ブログもこれまで一方的な発信でしたが、コメントも書き込めるようになったので好きなようにコメントしてみてください。店頭では「あのブログ面白かったです!」とか「おすすめの映画見ましたよ!」と言ってくださる方もいるんですが、正直めっちゃ嬉しいです。気まぐれでたまにコメント書くくらいでも結構です。お待ちしてます。

2024年4月20日土曜日

Elephant

 こんにちは。最近は気温もかなり上がったこともあり、街中ではすでに半袖姿の方もちらほらと見かけます。季節の変わり目ということもあるので体調には十分気をつけていただきたい次第です。店頭では少しずつ半袖ユニフォームやTシャツなども買っていただくお客さんも増えてきています。SNSでは紹介していない商品もあったりするので宝探し感覚でふらっと足を運んでいただけたらと思います。

ということで今日は好きな映画を1本ご紹介します。自分が洋画では最も好きと言っても過言ではない「Elephant」という作品。久しぶりに見返すとやはり名作でした。その余韻からそのままパソコンと向き合って今に至ります。

2003年に公開されたガス・ヴァン・サント監督が手がけたアメリカ映画です。1999年4月20日にコロラド州で起きた「コロンバイン高校銃乱射事件」をもとに制作されています。実話に基づいていますが、本作は事件の本質とは少し違います。

何の変哲もない高校に通う生徒たちはそれぞれ色んな悩みを抱いえながらも平凡な学校生活を送っています。しかし、そんな一日は2人の生徒の銃乱射によって壊れました。

あらすじはあえてこれくらいで抑えておきましょう。まずこの映画の面白い点はプロの役者は3人、しかも大人のみです。そして生徒は実際の高校生3000人からオーディションで選ばれています。セリフや役どころに彼らの実際の体験や生活を盛り込んであり、役名も彼らの本名だというのはリアルを追求した末の考えではないでしょうか。凄すぎる。

この映画は作品内で2つの区切って分けることができます。どういうことかというと事件を起こした2人の生徒の被害者視点と加害者視点に切り替わっています。画面いっぱいに映し出された空を区切りとして冒頭と中盤と最後に差し込まれています。中盤の暗雲の立ち込める空が流れると物語は一変するのです。

そしてこの映画は登場人物をTPS視点で捉えるシーンが多くあります。TPS視点とは「サードパーソン・シューティング」を略した言葉、つまり三人称視点でゲームで言えばグラセフだったりモンハンを想像してもらえたらと思います。そして同じ時系列を違う視点で映し出す撮影方法には感銘を受けました。

画面比はスクエアに近いワイドではない比率で撮影されています。インタビューで監督は「登場人物たちの生への没入を強めるのにぴったりである」と答えています。何気ない要素ではありますがパンフォーカスから演者にピントを切り替えたりとカメラワークが凄すぎる。きっとあの映像ディレクターもこの映画の影響は大きいんじゃないかと勝手に思ったりするときもあります。

後半で緊迫感が漂った展開が続くものの映画全体を通すとテンポ感やBGMも大きな切り替わりはありません。しかしそれがよりリアルな学生の日常として映し出されているように感じます。前半の何気ない日常から銃殺するシーンへの切り替わりは展開としては盛り上げたくなるところをずっと同じテンポ感で作り上げられ、他の作品にはない良さを感じます。ここでのテンポ感はカットの切り替わりのことを主に指しています。

そしてこの映画のすごいところは印象的な場面以外のそれをつなぎ合わせるためのセリフも何もないシーンが多いところです。むしろそういう場面を寄せ集めたかのような作品。そんなシーンは日常の余白と表す人もいて自分もそれがしっくりくるように感じます。そういうシーンに「なぜこういう事件が起こったのか」、「なにが引き金だったのか」をじっくりと考えさせるという監督の意向を感じます。

好きなシーンを上げるなら銃乱射した2人が事件当日に一緒にシャワーを浴びるシーンです。「今日死ぬんだよな。キスしたことないんだ。おまえは?」と聞いてキスをします。この映画のキャッチコピーは「キスも知らない17歳が銃の撃ち方は知っている」。このシーンで2人の感情を想像すると込み上げてくるものがあります。

グロいシーンが苦手な方にはあまりオススメできませんが、これほど作り込まれていなさそうで作り込まれた映画は他にないでしょう。自分は何回も観た大好きな映画ですが、観るたびに登場人物それぞれの視点になって観るとまた違った面白さがあります。気になった方は是非。観た後にビハインドザシーンも合わせて観てみてください。

2024年4月10日水曜日

TOGETHER: TREBLE WINNERS

 こんばんは。最近は突然暑くなったと思ったら急に冷え込んだりと気温の変化の多い時期になってきました。自分自身も昼間の暑さを想定して薄着で出勤しますが夜はかなり冷える。そんな服選びも難しい季節です。

4月に入りプレミアリーグも終盤戦を迎えます。好調なだけに今年こそはと思いつつも雲行きが怪しいアーセナル。今年こそは優勝してほしいものです。個人的にはトロサールとハヴァーツの調子がすこぶる良いのでジェズスにもゴールが増えてくると可能性はあるのかなと思っています。

そんなアーセナルを昨季苦しめたのが宿敵マンチェスター・シティです。昨シーズンはプレミアリーグとFAカップ、そしてUCLの3冠という偉業を達成しています。そんな22/23シーズンをシーズン開幕前から終了後のUCL優勝までの軌跡を描いたドキュメンタリーが今月2日より配信開始されました。

前々から気になっていたので昨晩観ようとNetflixを開くとまさかの全6エピソード構成で計268分のボリューム満点の内容でした。でも安心してください。自分が寝る間を惜しんで一気見したように続きが気になって一気見してしまうと思います。グーナーの自分もシティのことを素直にリスペクトしてしまう内容です。シティズンのあなたはもっとシティが好きになるでしょう。そんな作品です。

とりあえず自分が好きなシーンをいくつか振り返ろうと思います。

まずはホーム開幕戦のキックオフ直前のロッカールームでのミーティング。ペップは「照明と音楽」と言ってある動画を流します。それは昨シーズンの最終節に劇的優勝を決めたアストン・ヴィラとの試合動画でした。ギュンドアンの劇的ゴールが当時を蘇らせてくれます。そして自然と選手全員にスイッチが入り、士気が上がりました。クラブの全員が優勝という同じベクトルに向かうためにはこういった行動一つ一つの積み重ねが重要と学ばされるシーンでした。

そしてペップの一番の良さはメリハリにあるように思います。思いっきりふざける場面は誰よりもふざけるし、試合となると誰よりも勝利を目指して努めます。時には激昂し、時には誰よりも褒めちぎる。とにかく選手一人一人と本気で向き合っているのを感じます。そこには嘘偽りのない愛があるからこそ選手を含めたシティのスタッフ全員がペップにも向き合おうとしているように思えました。そういった背中を見てベテラン選手も率先してチームの雰囲気を盛り上げる姿には感銘しました。

個人的にはW杯期間後に優勝したアルゼンチン代表のアルバレスがクラブハウスに帰省したときのチームの雰囲気も最高でした。選手スタッフ全員が優勝を称える姿は選手たちも語っているように"家族のような存在"だからこその行動です。

劇中でシティの現会長のカルドゥーン・アル・ムバラクはこう語っています。

「謙虚さがこのチームの特徴だ。もちろん競争心はある。敬意や謙虚さを忘れず協調性や友情、愛と情熱を兼ね備えてる。全部揃うと魔法が起きる。」

このドキュメンタリーではまさにその言葉そのままを物語っており、選手含めスタッフ全員が一貫してチームの勝利のために同じベクトルを向いているように思いました。

 

余談ですが、自分はドキュメンタリーが大好きで観た後に制作会社を探し出すのがいつものルーティンです。シネマティックに撮影された動画は編集自体も見やすく、緩いシーンは良いテンポ感で重要なシーンは静まり返った緊張感を演出しています。選手とも距離感が近いので「こんなとこも見せてくれんの?」と不安になるくらいな内容。

 

調べてみるとシティはシティスタジオという制作チームがグループ内に存在し、そこの撮影クルーによって撮影されたものだそうです。しかもクラブハウスの横にはスタジオもあって、そこで普段はメディア用の動画やグッズの撮影などをしているとか。やはり内部の人間でなければ作り出せないコンテンツなだけあって満足感がすごいです。

サッカーに限らず何かをグループで成し遂げようとしているあなたにも観てほしい作品です。興味のある方は是非。